ぽかぽか陽気にはまだ遠い感じですが、庭では数少ない花ですがポチポチと咲きだしたこの頃です。
これは「チャイナブルー」エンゴサクの一種で繁殖力が旺盛みたい。
さて、タラパパが現在抱えている最後の病気が「メニエル病」です。
30代でしたか突然具合が悪くなり椅子に座るのもつらく早退させてもらいました。
タクシーに乗っていたら吐き気が止まらず、理由を言って途中で下してもらい、ゆっくり風に吹かれながら歩き、落ち着いたところで再び別のタクシーでやっとの思いで家に帰ったのでした。
布団を敷いてもらい横になった瞬間に嘔吐、天井がぐるぐるとまわり、波間に浮かぶボートに乗っているかのように床が大きく揺れる感じです。
翌日、昨日のことが嘘のように楽になりましたが総合病院に行きいろんな科目で診察、レントゲン・MRI・CT、耳鼻科では水中メガネみたいのを付けられ耳から水を入れて眩暈を再現。
「こっち廻りでしたか?、こんな感じでしたか?」。
はじめから「眩暈がつらくて問診の時どっち回転だったか覚えていない」って言ったのに、たっく~頭の悪い先生だなと思ったものです。
結局、先生曰く「あなたは具合が悪いと言いますが、どこも悪くありません。どうしてもと言うなら眩暈止めの薬を出しておきます。」で終わり。
数年後再び悪夢が、年末でした当時勤めていた店のバックヤードで段ボールを下に横になっていたところを部下が見つけて大騒ぎに、気分が悪くなりトイレに行ったところまでは覚えています、そのあと近くの同僚店長が来てくれるまでのことは意識がありません。
一番近くの内科に連れて行ってもらい、そこでは「過労ですね、すこし熱もあるようです、薬を出しておきますので安静にしてください。」
翌日30日は休ませてもらい家で寝ていました。そうすると電話が...
妻が「社長から、電話口に出せって。」
「具合はどうだ?」、「この年末にたるんでいるからだ、今日は仕方がない明日は出勤しなさい」、翌日は普通に戻ったので普段通り出勤仕事をしました。
そのあともときどき眩暈がするのでかかりつけの病院で診てもらい「メニエル症候群では」と専門医を紹介してもらったのですが、学会でお休み、そうそう休みはもらえないので別の病院を紹介してもらい行ったのが有名な脳神経外科、大きな病院でとても評判のいい病院でした、院長が診てくれて「過労だよ、しっかり休んで仕事を減らしなさい。」って。
確かにそのころは店を任されて数年後朝早くから深夜まで、休日は返上で働いていました。
そして10年以上過ぎて、もっときつい症状に、頭は正面だけ、下も上も向けられない、駅の時刻表を見ても字が流れまったく読めない。
また、病院探しが始まりました。考えられるいろんな病院に行きました。
そして、数軒目に行ったのが整形外科、一通りの検査を受け院長の診察、「整形的には、はっきりここがというのがないんですよ。ただね気になるところがあるから2週間だけリハビリーに来て。」、「それでも改善しなかったら違うところを紹介するから。」
そして、2週間後の診察。「やはり、思い当るところはそこしかないね。」直接そこに電話をしてくれて予約も入れてくれました。
1ヶ月後、「めまいクリニック」、朝からいろんな検査、「典型的なメニエル病です、長くかかりますよ。」
「心配いりません、直接命にかかわる病気ではないですから、ただね、もう出始めていますが、ひとにより難聴が進むことがります、あなたは右耳の高周波数が極端に聞けない状態です...」
詳しく病気のことなどの説明があり、生活習慣の改善など細かく指示がありました。看護師からも薬の飲み方(気持ちが悪くなるきつい薬もあるのです)、これからもほかの検査をするので、検査予約をしました、最後のは半年後でした。
待合で会計を待っていたら、隣の人が「いつから?」、「今日初めてです、ひと月前に予約しました。」
「えっ、ひと月で?早いな、普通3か月からもっと待つんだよ、ここはとても有名で遠く地方からの患者もいる、中には前日からきてホテルに泊まって来る人もいるんだから。」
そして10年以上過ぎていますが完全回復には至っていません、薬が効いているのでしょうかひどい眩暈に襲われることはなくなりました。
長くなりました、メニエル病にはいろんな見解があります、お医者さまによってはそんな病気は存在しないと言い切る人もいるそうです。
人により症状もさまざまのようです。この記事はあくまでタラパパの経験を書いたにすぎません、参考程度にお読みください。
紹介してくれた先生、そして今の先生のおかげでとても楽になったのは事実です、最後までありがとうございます。
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